ガールズバーの太客様(1)

こんにちは!
知沙都です。

 

 

Red Moon Bar(レッド)で指名制が始まり、初めの月にめでたくNo.1をゲットした私。わーーーい!!
このころはただひたすらに営業しまくって、自分がどれだけ売り上げられるのかやってみよう!という感じでした。

 

今思うと、まだ大したスキルもないのに売上に執着しすぎだった、しかも(ガチ勢が他にいなかったために)成功してしまったのは良くなかったのかなと思ったりします。

数ヵ月後にツケが・・・

 

 

という話は一旦置いておいて。笑

 

 

指名制が始まった翌月、手探りながら初月の1.6倍の売上を達成します。もちろんトップ。わーいわーーーい!!

 

その売上の大きな部分を占めてくれていたのが「利輝さん」と「森野さん」でした。

今回は、お二方との当時の様子をLINEの履歴などを振り返りながら綴っていきたいと思います。

 

 

 

まずは利輝さん。
すでに何度か記事に登場していますが、まずは基本情報から。

 

利輝さんは私がキャバクラで働いていたときに出会ったお客様。
40代前半ですが、会社の20代の女性(明梨ちゃん)を好きになり、同年代の女性に恋愛相談をしたくてキャバクラを訪れます。

 

しかし、何度か会ううちに私にも熱烈アプローチするようになり(乗り換えたわけではなく2人とも好きだという)、私がそれに対応しきれず、一度は関係が断絶。

その後しばらくして利輝さんから連絡をくれて、私がキャバクラを辞めて以降はレッドに来てくれるようになった・・・と、ここまでが前回の記事に書いた内容ですね。

 

関係が復活したときの利輝さんは「もう口説かないから安心して(笑)」と言い、私が彼氏がいることを打ち明けてもすんなり受け入れている様子でした。

さて、その後は・・・??

 

 

 

LINEのやり取り (利→利輝さん、ち→ちさと)

 

利「明日ちさとちゃんの他の指名客は何時に来るの?」

 

ち「22時過ぎと聞いてますが、そんなに長居しないみたいだし、私以外の女の子もOKのお客様なので、利輝さんにある程度ちゃんと付けると思います」(※レッドの営業は20時から)

 

利「えー。絶対?(笑)俺はちさとちゃんじゃないと嫌だよ?俺にちゃんと付いてくれるって約束してくれるなら行くよ」

 

ち「被ってる間、十数分は利輝さんの席を離れると思いますが・・・」

 

利「それは嫌だなー。あんまり離れる時間が長かったり、他の男とイチャイチャしてたら帰るよ。行ったら何かご褒美ある(^^)?」

 

ち「ご褒美ですか?考えておきます(笑)」

 

利「ご褒美は口にチューでよろしく(^^)いつも忙しくて疲れてるちさとちゃんのテンションもきっと上がるよ」

 

~ご来店翌日~

 

利「昨日は途中で帰ってごめんね。でも俺はこの世で2人の女性にしか興味ないってこと分かってくれた?ちさとちゃんじゃなくて誰でもいいなら、そもそも俺はレッドにいかないんだよ?なんてね。」

 

ち「来てくれてありがとうございました。ちさとじゃなきゃ嫌だと思ってもらえるのは嬉しいですが、私が少しでも離れるなら即帰ると言われてしまうと・・・(T^T) 」

 

 

 

はい、こんな感じですね。
もちろん口にチューはしておりません。

 

ちなみに利輝さんの言う「他の男とイチャイチャ」は、他のお客様と笑顔で会話することを指します。

指名が被って利輝さんの席を離れることになったら即帰る。
席を離れることを許すとしても、他のお客様とニコニコ喋っていたら即帰る。

 

でも、どんな状況であれ一人ひとりのお客様に楽しんでいただくことが大切ですから、私にも考えなければいけない部分はあります。

 

一番おかしいのはこれですよね。

 

「この世で2人の女性にしか興味ない」

 

は?何それ?愛を表現してるつもり??
「この世に2人」って言われて喜ぶ人いる??
想いを伝えるなら普通「君だけ」でしょうが。

 

てか、もう口説かないって言ってたやん。
明梨ちゃん一筋になったんじゃないんかい。
結局2人とも好きなのかーーーい!!!!

 

しかも2人とも遊び感覚ならともかく、2人とも真剣だからますます分からない。
相変わらず明梨ちゃんの恋愛相談を私にしてくるし。

 

 

「俺はただの客なの?ガールズバーの客と店員としてじゃなくて、リアルな関係になろうよ」

「俺はちさとちゃんの周りの男たちの中で何番目なの?彼氏になれる可能性はあるの?」

「本名は?電話番号は?メアドは?住所は?昼間の職場は?何で教えてくれないの?別に押しかけやしないよ?俺は友達ですらないってこと?」

 

 

いや、想っていただけるのは嬉しいですよ。そういう仕事ですし、何より私はたくさんの人にちやほやされたくて水商売をやっていたのですから(爆)

でも例え恋人だとしても「俺のこと好き?どのくらい?今何してるの?誰といるの?」とか頻繁に言われたらちょっと重たいじゃないですか。
なので、少し・・・しんどかったかな・・・

 

 

ただ、すごくありがたかったのは、場所を問わず好きな子と出来るだけ長く一緒に過ごそうとしてくれるところ。

お店には全然来てくれず、外にばかり誘ってくるお客様も多いのですが、利輝さんはお店にも通ってくれて同伴もたくさんしてくれました。

 

私がキャバクラをやめ、利輝さんがガールズバーに通ってくれるようになった初めのうちに、ドリンクをどんどん出してもらう流れを作れたことも大きかったですね。

おかげさまで荒稼ぎ。
先程「少ししんどかった」と書きましたが、それに耐えて通い続けてもらう価値がある。

 

キャバクラでは売上や順位に執着心がなかったため、唯一の指名客だったにも関わらず利輝さんの熱烈アプローチを拒絶してしまい、関係が切れてしまった。

でも、もう同じ失敗はするまい。絶対に手離すまい。

 

噛みついたら放さないスッポンのごとく、私はそう決意したのでした。

 

 

利輝さんの記事はこちら。

男性がキャバクラを訪れる目的はひとそれぞれ。初めての指名をゲットした日

アラサーでキャバ嬢っぽくないのは、強みといえば強みだが…

「キャバ嬢とお客様」の関係でいるのが一番幸せなのかもしれない

指名制スタート!ガールズバー「レッド」の初代No.1は誰だ

 

では、次回は森野さんについて。

お読みくださってありがとうございました。

 

 


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