こんにちは！
知沙都です。
今回はガールズバーでのお客様のお誕生日祝いについてです。
思い出深いのにそういえば書いてなかったな～と昨日気付きました(笑)
私自身の誕生日のエピソードはそのうち書きます…(大コケした)
お誕生日をお祝いしたお客様は何人かいらっしゃいますが、今日は賢くんのお話。
賢くんについてはこちらをどうぞ。
ガールズバーの女の子とお客様が付き合うことはありますか
賢くんはいつも毎週金曜日の24時頃から来てくれていたのですが、その年はちょうど日付が変わって土曜日が賢くんのお誕生日に当たっていました。
完璧なタイミング。
金曜日ならば特別な営業をしなくても来てくれるので、サプライズができます。
誕生日に欠かせないもの、それはケーキ！
それまでの会話から、賢くんは甘いものが好きで、特にチョコレートと苺が好きだという情報を得ていました。
だったらチョコクリームのショートケーキでしょう！ということで、Red Moon Bar(レッド)の近くの洋菓子屋さんで予約。
こんな感じのホールケーキ。
※この写真は拾い画像です。実際のものは残ってなかった…(sweetsguide.jp)
ただし、私は金曜日には昼職があります。
終わってからケーキを取りに行ったのでは洋菓子屋さんの営業時間に間に合いません。
そのため、昼職に向かう前(夕方)にケーキを取りに行ってドライアイスをたくさん詰めてもらい、駅のコインロッカーへ。
レッドの冷蔵庫は小さくてあまりスペースの余裕がなかったんですよね。
寒い季節で良かった。
さて、昼職が終わったら着替えて化粧を濃いめに直して、いざ出勤！！
賢くんからもLINEが入り、わくわくしながら待ちます。
24時過ぎ、賢くんご来店。
ケーキを出すタイミングを見計らいます。
賢くんは私に誕生日を教えたことなど忘れているでしょう。うふふ。
バックヤードではろうそくなどを準備。
ちょっとテンションを上げたくなった私は、普段あまり飲まないウイスキーの水割りなんか飲んだりして。
「あ、ちょっと待っててね」と用事があるふりをしてバックヤードに行き、手早くろうそくに火をつけ、店長に店内の照明を消してもらい…
私 (ケーキを持って)「お誕生日おめでとーーー！」
キャストたち 「おめでとー！」パチパチパチ！
賢くん 「えええええΣ( ﾟДﾟ)！？」
賢くんはものすごく驚いていて、サプライズは大成功でした。
喜んでもらえてとても嬉しかったです。
シャンパンもサービスして、近くの席のお客様やキャストも一緒にみんなで乾杯。
いやーーーー楽しい。
ほんと楽しいわーーーーー。
お客様のお誕生日祝いは、もちろん今後のことを考えた営業という側面が大きいんですけどね。
ケーキやプレゼントを自費で用意しても、長く通い続けてもらえれば取り返せますから。
でも、営業とか関係なく普通に楽しい。
喜んでもらえるっていいよね。
良かったーーー
賢くんも楽しそうだし良かったーーーー
しかし。
ここまでは良かったのですが、
途中からシャンパンがじわじわ効いてきます。
いやいやいや。私グラス2杯しか飲んでないんだけど。
いくら何でもそこまで弱くないって。
そこまで弱くない…弱くないはず…
さて、思い出していただきましょう。
シャンパンを飲み始める前、私が何を飲んでいたか。
「普段あんまり飲まないウイスキーの水割り」です。
これがいけなかった。
そうはいっても水割りですが。
ウイスキーだけなら大丈夫、シャンパンだけでも大丈夫。
でも合わせ技はダメだったということですね…
私は頭がぐわんぐわんして気持ち悪くなり、カウンターに立っていられなくなってしまいました。
賢くんも、一緒にシャンパンを飲んだキャストも平気なのに、私だけ潰れる大失態。
やっちまったーーーーー
賢くんは午前3時半頃までお店に居てくれましたが、結局私はお見送りすらできず。
意識はあったのでLINEで謝罪しました。
賢くんは「大丈夫？俺も飲み過ぎてケーキ全部食べられなくてごめん」と。
怒ってなくて良かった…(泣)
実は営業時間中に潰れたのはこの時が初めて。
よりによってお客様のお誕生日にやってしまうとは…
めちゃくちゃ反省しました。
ちなみに賢くんから後日聞いたのですが、チョコと苺が好きだけどケーキは普通の白いショートケーキの方が好きだったそうです。ﾁｰｰｰｰﾝ…
ということで、お客様のお誕生日祝いのエピソードをお届けしました。
先ほども書きましたが、営業とはいえ、お客様に喜んでいただけるとやはり嬉しいものです。
先日、レッドのお客様と話す機会があり、「長いことレッドに通ってるけど、誕生日祝いしてくれたのはちーちゃんが初めてだった」と言ってくれて。
ちょっとしたプレゼントを渡した程度だったんですけどね。
その方は私の指名客様ではなく、辞めてから全然連絡を取っていなかったので、それでも覚えててくれるものなんだなぁと感動しました。
誰かの心の中に残ることができるのは、何物にも代えがたいやりがいです。
ではでは、今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました！
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