ガールズバー「レッド」に遊びに行った話3

こんにちは。

知沙都(ちさと)です。

 

さて。2回続けて、以前働いていたガールズバー、Red Moon Bar(レッド)に遊びに行ったお話をさせていただきました。

主に一緒に行ってくれた元お客様について書きましたが、今回は久々に古巣を訪れて感じたこと。

ついでに、その数日後にレッド時代の後輩2人と会う機会があったので、それも併せて。

ガールズバー「レッド」に遊びに行った話1

ガールズバー「レッド」に遊びに行った話2

 

私がレッドでガッツリ働いていたのは約2年間。

初めは夜をキャバクラと掛け持ちしていましたが、キャバクラを辞めてからの約1年2ヵ月は週7、要するに文字通り毎日出勤。

不動のNo.1としてのプライドでギラギラしていました(笑)

 

その後の1年は、事情によりレア出勤に。

ガールズバーは女の子の入れ替わりが激しく、それに伴ってお客様も徐々に入れ替わっていきます。

久しぶりに出勤するたびに、初めて会うキャスト、初めて会うお客様が多くなっていきました。

 

そして、正式にレッドを辞めて1年余り。

私の「ガッツリ時代」を知る子はほとんどいなくなりました。

前回・前々回で登場した、若い女店長くらいです。

あとは「レア出勤時代」に少し絡みがあった子かな。

 

お客様たちですら、知らない方々の方が多い。

あの頃は、広告塔といえるような集客力はないにしても、店の顔としてやっていたのにね。

 

 

レア出勤時代に少しだけ喋る機会があった、現在バリバリ活躍中のキャスト、「まきさん」。

1日目にみっくんと行ったとき、彼女が私たちの席に着いてくれました。

 

まきさんは22歳(だったかな?)、いわゆるサバサバ系でちょっとキツイと感じられるところもあるけど、とても面白い子です。

 

そして仕事がデキる。責任感も強い。

 

最近は週5~6出勤しているそうで、休みの日に家にいると何だか落ち着かないんだとか。

出勤する方が当たり前になっていて、「お店バタバタしてないかなぁ」「ちゃんと回ってるかなぁ」と気になってしまう、と。

 

また、お客様から「まきちゃんはいつもいるよね」と言われることも多く、たまたままきさんが休みの日にレッドに行った常連さんから「辞めたの?」とLINEが来たらしいです(笑)

 

うんうん、何かいいよね。自分のお店って感じ。

ここには自分の居場所があるって感じ。

 

 

私が働き始める前からの常連さんのことを「○○さんは最近こうなんですよ」と話してくれるまきさん。

 

それが嫌だというわけではありません。

 

むしろ、私が直接指導してあげたことなど何もないのに、きちんと先輩として扱ってくれるまきさんのことが、私はとても好き。

まきさんのお姉さんと私が同い年だそうで、その上まきさんと私は誕生日が1日違いだということが判明し、それを喜んでくれるまきさん。

本心かどうか分からないけど、何て可愛くていい子なんや・・・笑

 

だから、レッドについて語るまきさんに嫌悪感など抱きはしません。

これは本当。

 

だけど、そうやって楽しげに、誇らしげに話すまきさんを見ていれば見ているほど、もうここは私の知っているレッドじゃない、私の居場所はない、と痛感するんですよね。

 

もちろんそんな当たり前のことに気付いていなかったわけではないけれど、その現実を突きつけられるとやっぱり寂しいし、ちょっと悔しい。

昔は私以上にレッドで働く日々を愛してる人なんかいなかったんだから。

「いつもいるよね」と言われるのは私だったんだから。

 

辞めてから1年も経つと、お客側として遊びに行くくらいで限界ギリギリ。

それだっていつまで続ける気なんだろう。

 

店内を見渡せば、私の知らない女の子と私の知らないお客様が一緒にワイワイ盛り上がっている。

もう私にはNo.1争いなんか関係ないのに、あの子可愛いな、お客様たくさん持ってるのかな、なんて考えてしまう。

 

バカみたいだなー。笑

 

でも、キャストやお客様が入れ替わってもレッドが繁盛して存続していくのは、とても嬉しいことです。

私の人生において、決して忘れることのできない青春の舞台ですからね。

 

 

 

さて、その数日後。

先述の通り、レッドで一緒に働いていた友人2人と久々に会う機会がありました。

1人は私の1か月後くらいに入ったほぼ同期、もう1人は私の半年後に入った後輩。

22歳と23歳。うん、若い!笑

 

2人は私の「ガッツリ時代」の大半をともに過ごした仲間。

つまり、その2人に私が月間売上の真剣勝負で負けたことは一度もありません。

接客においても、劣っているとは思わなかったです。

お客様の好みは様々ですし、何をもって「良い接客」とするかは難しいところではありますが、少なくともレッドの中では誰よりもレベルの高い接客をしている自負がありました。

接客に対する向上心も然り。

 

しかし。

 

2人は現在、レッドを辞めてキャバクラで働いています。

私は水商売から離れてもう丸1年以上。

一方で、2人はほぼ途切れることなく水商売のキャリアを継続中。

それも、ガールズバーよりさらに接客の質を求められる世界で。

 

 

2人にとっては私が勝ち続けていた記憶しかないので、私のことを今でもスゴイ人だと思ってくれていますが、実際のところ・・・現在はどうなんだろう。

 

仮に現役時代には私の方が「良い接客」をしていたとしても。

1年でどれだけ成長できるものかは、私自身がよく知っています。

長くやっていればその分様々なお客様と出会うことになり、それだけでも経験値が全く違ってくる。

 

私はいつか水商売に復帰したいな、と思っているけれども、きっと現役を続けている彼女たちとはもうずいぶん差がついてしまったに違いない。

私自身の接客も、現役時代と比べたら劣化してしまったに違いない。

ブランクがあれば、やはり接客の勘や頭の回転は鈍ると思うんですよね。

 

2人とは楽しい時間を過ごしたけれども、そんなことを考えて少し切なくなったのでした。

 

 

 

久しぶりに古巣のレッドに遊びに行くことができて、当時の同僚とも話ができて。

私にとってはとても有意義な時間でした。

また機会があればぜひ、と切に願っています。

 

でも、どちらも以前よりずっとずっと遠くなっていました。

遠くなっていることを今更ながら実感した、というのが正解かな。

復帰したいとはいっても、現在はそれに向けて何もできていない状態。

こうしてブログを書いていることだけが、私とガールズバーの繋がりといっても過言ではありません。

 

だからこそ、ブログもっと頑張ろ。

頑張るというか好き勝手に楽しく書いてるだけですけど。笑

 

書き続けることで、自分の中で何か新しいものが見つかるといいな。

 

 

ではでは、レッドに遊びに行ったシリーズはこの辺で。

お読みくださって、ありがとうございました!

 


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