こんにちは。
知沙都（ちさと）です(*^^*)
前回は、私が働いていたRed Moon Bar（レッド）に遊びに行った日の話。
キャスト時代の指名客様だった「みっくん」に付き合ってもらって、朝までぶっちゃけトークやカラオケで大盛り上がり。
今回は、その翌日に同じく元指名客様の「篠（しの）ちゃん」とまたまたレッドに行ったときのこと。
篠ちゃんは30代後半の会社員で、美味しいお店にとにかく詳しい。
現役の頃も、同伴であちこちのレストランや居酒屋に連れて行ってもらった。
※同伴：お客様と一緒に食事などをして、そのままお客様を連れて出勤すること。
その日も、16時に待ち合わせをして篠ちゃんおすすめのカフェバーに入り、軽く食事をした。
レッドは20時オープンなのに、16時というのは結構早い。笑
いや、現役の頃だったら、お客様ともっと早くから会って一緒に映画を見たり、スポーツ観戦に行ったりしたこともあったけど。
私はもうキャストとして働いているわけじゃないから、そういう営業活動に力を入れなくてもいいのに、なぜわざわざ早く待ち合わせをするのか。
篠ちゃんは、前回書いたみっくんよりも、実は遥かに対応が難しい。
みっくんはいつも私に「可愛い」とか「大好き」とか言ってくれるという話をしたけど、一見私にゾッコンなようで、本当は全然違う。
「ゾッコン」って表現が古いかな？笑
みっくんは複数のお店にお気に入りの女の子がいて、私はその中の一人に過ぎない。
「可愛い」「大好き」も、その子たちみんなに言っているということを、私も知っている（むしろみっくん本人からそう聞いている）。
だけど、篠ちゃんはそうではない。
篠ちゃんは「可愛い」「大好き」なんて言わないけど、わりと結構すごく私にゾッコンなのだ。
だからこそ現役時代には非常に良くしてもらって、とても感謝している。
一方で、それに応えるためにはある程度の特別扱い（をしているんですよというアピールも含め）もしなければならない。
先ほどは「もう営業活動に力を入れる必要はない」と書いたけど、実際にはまだ続いているようなものだ。
私自身、客は客と割り切れるタイプではなく、自分が用無しになってしまうのは怖いなと思ってしまうところもあるし。
現役時代の同伴と違うところは、お酒を無理して飲まなくても良くなったことかな。
篠ちゃんは結構強いし、私にもどんどん飲ませたがる。
レッドではたくさんドリンクをもらうのに（店の・自分の売上になるから）、外では飲まないというわけにいかない。
だから、現役時代は外で食事しているときから篠ちゃんのペースに合わせてガンガン飲んだ。レッドにたどり着く前に潰れかけたこともある。
さすがに今はそこまでしないので、ずいぶん楽になった。
とりあえず、そんなわけで篠ちゃんと16時に集合して食事、それからカラオケへ。
篠ちゃんは歌が上手い。
DAMの「歌いきりまショー」は余裕でクリアできてしまう。笑
B’z、ミスチルをはじめ、レパートリーも広い。
私は正直あまり上手い方ではなく、可もなく不可もなくといった感じ。
でも、スピッツを歌うと篠ちゃんが「声に合っている」と言ってくれるので、スピッツの持ち歌だけやたら多くなった。
カラオケを2時間ほど楽しんで、20時半頃にレッドへ。
途中、新しくできたたい焼き屋さんがあり、篠ちゃんがレッドの女の子にと言ってたくさん買ってくれた。
店長には、私が前日にもレッドに来たことは篠ちゃんの前で言わないで、と予めお願いしておいた。
篠ちゃんに「自分以外にも一緒にレッドに遊びに行く相手がいるんだ」と思われないようにするためである。
嘘をつくのは申し訳ないという気持ちはあるけど、水商売ではこのような場合は致し方あるまい。
レッドに入ると、店長が前日と同じように「ちさとさーん！お久しぶりですー！」と言って出迎えてくれた。
この日は日曜日だったので、昨日とは打って変わって店内はガラガラ。
今カラオケをしてきたところだけど、篠ちゃんはもちろんここでもカラオケをする。
篠ちゃんの新曲、中島みゆきの「地上の星」が上手すぎて大ウケだった。
私は「歌いきりまショー」で見事に撃沈・・・
この日私たちの席に着いてくれたキャストは初めて会った子だったんだけど、声がすごーく小さくて。笑
見た目はわりと派手でガールズバーっぽいし、ニコニコと笑顔はとても素敵だったんだけど、如何せん声が小さい。
幸い店内にお客様が少なかったから良かったけど、騒がしい日だとちょっと聞き取りにくいんじゃないかというくらい。
でも、私のことをものすごく褒めてくれて有り難いような申し訳ないような気持ちになった。
そりゃあね、前にレッドで働いていた元No.1キャストだよって店長に教えられたらね・・・
でも、私はもうキャストとしてレッドで働くことはないし、店長にアイツ態度悪いとか告げ口なんかしないから、そんなに褒めなくて大丈夫！！気を遣わないで！！汗
キャストにとっては、男性よりむしろ女性に接客する方が難しいのに、一生懸命喋ってくれてありがとう。
篠ちゃんは数日前の仕事帰りにもレッドに来て、私が今度遊びに来るということを楽しげに話していたらしい。
店長が「篠ちゃんは本当にちさとさん好きですよね」と言っていた。
篠ちゃんのことを面倒くさいとか扱いが難しいとか感じるときも、正直ないわけではない。
あなたに会うためにそこまで時間を割けないよ、と思うことも。
でも、キャストを辞めて年に何度かしか会えなくなっても、変わらない付き合いを続けてくれるというのは本当に幸せなことだなぁとつくづく思う。
篠ちゃんは翌日お仕事だし、私もこの日は早く帰らなくてはならなかったので、22時くらいにはレッドを出た。
次はいつ会えるかなーとか、今度はこんなお店で食事しようとか、そんな話をしながら駅まで歩く。
レッド2days with みっくん&篠ちゃんが終了。
2人のおかげで満喫できました。本当にありがとう。
次回は当分先だなぁ・・・
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