こんにちは。
知沙都です。
ついに始まりますよー!
Red Moon Bar(レッド)の指名制\(^o^)/
私の働いていたレッドに指名制が導入されることになり、それに伴って個人売上の集計とランキングの作成(内部向けですが)がスタートします。
ちなみに、このときの私はレッドに入って10か月くらい。
戦いはここからが本番です!(キリッ)
レッドの指名制については前回も触れましたが、もう一度書きますね。
一般的な指名制(本指名)はだいたいこんな感じ↓↓
①お客様が来店したら、スタッフが「ご指名は」と尋ねる。
②お客様は「無し」や「〇〇ちゃんで」と答える。
③指名を受けたキャストが接客
④お客様は(滞在時間に応じて)指名料を支払う
⑤お客様のお会計がキャストの個人売上になり、一部がバックされる
しかし、レッドの指名制はこう↓↓
①キャストがお客様にLINEや電話で「来てね」と営業する
②お客様から「行くよ」と返事をもらう
③営業をかけたお客様が来店したら、そのキャストの指名とする
④指名料は無し
⑤お客様のお会計がキャストの個人売上になり、一部がバックされる
それまでのレッドは、あまりガツガツしないでアットホームにやってきました。
そのため、お客様が明確に指名し、指名料が発生するという厳正なシステムにはしなかったのです。
お客様に連絡を入れ、「行くよ」(またはそれに準ずる言葉)を引き出しさえすればいい。
これが女の子にとってメリットにもデメリットにもなりました。
要するに、店側としては「ただお客様を待っているだけではなくて積極的に営業しろ」ということなんですね。
若くて可愛い仲良し2人組キャスト、リンちゃん・メイちゃんにお客様が集まっていた当時のレッド。
指名制が導入された最初の月、私の目標は3位(公言はしていませんでしたが)。
まずは確実にリンちゃん・メイちゃんの後につけること。
いや、正直に言うと、リンちゃん・メイちゃん以外に強敵と思えるキャストはいませんでした。
まぁきっと3位だけど、自分がどれだけ売上を稼ぐ力があるか分からないから、やれるだけやってみよう!という感じでしたね。
この頃の私が自分のお客様だとはっきり言えたのは、初期に知り合った森野さん、たまっち、賢くん(→ガールズバーの女の子とお客様が付き合うことはありますか)、あと数名・・・
それ以上は連絡先を知っているお客様にどんどん営業して稼ぐしかありません。
お客様とマメにやり取りすることがそこまで苦ではなかった私にとっては、ある意味有利な指名制だといえます。
当時のレッドでは面倒くさがる子が多かったので。
しかしながら、「連絡をくれたから行こうかな」というお客様は、いつか別のキャストに持っていかれる可能性も高いもの。
私のことを本当に気に入ってくれるお客様を増やしていかなければ、安定した売上をつくり続けられないわけです。
さて。ここで一旦、指名制導入の2ヵ月前まで遡ります。
ガールズバーでは営業の手応えを感じ始めていましたが、キャバクラでは少しモチベーションが下がっていました。
指名客様を増やせず、接客もあまりしっくり来ず・・・
そんな時、久しぶりにあの人からLINEが入ったのです。
「こんばんは(^^) 元気?
ちょっと祝い事があってまた行きたいんだけど、ちさとちゃんまだあの店で働いてる?」
私「こんばんは(^^)お久しぶりですね。まだいますよ。何のお祝いですか?」
「ちさとちゃんに振られてから、仕事と勉強を頑張ったのさ。その結果が出たから自分へのご褒美(笑)」
利輝さんでした。
利輝さんは私にとってほぼ唯一のキャバクラの指名客様。
しかし、熱烈アプローチに私が耐えかねて拒絶してしまい、関係を立て直せないまま離れてしまっていました。
→「キャバ嬢とお客様」の関係でいるのが一番幸せなのかもしれない
この連絡をくれた日の夜、利輝さんが2ヵ月ぶりにキャバクラにご来店。
明梨ちゃん(利輝さんの会社の20代女性)との仲は相変わらずのようでした。
世間知らずで恩知らずで悲劇のヒロインになりたがりの彼女に振り回され、頼ってきたかと思えば冷たく突き放され、それでも好きだと・・・
一方で、私には「もう口説かないから安心して(笑)」と言ってきました。
当時私はちょうど翔ちゃんと付き合っていたので(→ガールズバーの女の子とお客様が付き合うことはありますか(1/4))、彼氏がいることをあえてストレートに打ち明けてみることに。
「そうなの(><)?ショック(><)」
もしかしたらこんな反応がくるかもと思っていましたが、
「そっか、おめでとう」と動揺も探りも特に無し。
こうしてまた利輝さんとの関係が復活、再びキャバクラに通ってもらえるようになります。
レッドで指名制が導入されるのに合わせて、私はキャバクラを退店。
向き不向き、モチベーション、そして純粋に楽しいかどうかの面からも、夜はガールズバー1本にすることに決めたのです。
その後、ついについに・・・
利輝さんがレッドに通ってくれることになりました\(^o^)/
キャバクラでのお会計金額をそのままガールズバーで使ってもらえれば、私の個人売上をグンと押し上げてくれること間違いなし。
果たして、私は3位に入れるのか・・・
ちなみに、私のガールズバー130連勤はキャバクラを辞めたこの時期から始まりました。
もともと夜はキャバクラ週2&ガールズバー週5(昼職は週4)でしたが、ガールズバーが楽しくて仕方なかったので、行きたいと思う限りずっと出勤し続けてみようかなと。
もし疲れたり行きたくないと感じたら休めばいいやと。
週7出勤しながらモーレツに営業し、せっせと個人売上を積み重ねていく日々。
テクニックらしいテクニックもなく、ド下手な営業LINEをひたすらお客様に送り付けて・・・(汗)
といっても、実は指名制が導入された最初の月のことはあまりはっきりと記憶にございません(笑)
覚えているのは、月末31日の営業終了後、各キャストの個人売上を集計し終えた店長小関さんの言葉だけ。
「最初のNo.1は~~~~~~
・・・ちさと!」
(@Д@)
(@Д@)
(@Д@)
まじか!!!!!!!
謙遜しているわけでも、「No.1取るつもりなかったのに取れちゃった♪えへへ☆」みたいなことを言いたいわけでもなく。
本当に驚きました。
「取るつもりなかった」というより、「取れるもんなら取りたいが、無理だと思っていた」が正しいですね。
リンちゃん・メイちゃんとは意外と差がついていました。
考えられる勝因としては、
・私のお客様は単価の高い方が多かった(多かったといっても、まだまだ少ない指名客様の中での話ですが)
・リンちゃんもメイちゃんも、お客様と積極的に連絡先を交換してマメにやり取りするのを面倒くさがった。放っておいても来てくれるようなお客様頼みだった
こんなところでしょうか。
思いがけずレッドの初代No.1に輝いてしまった私は、闘争心が一気に燃え上がります。
一度トップを取ってしまったら、勝ち続けるしかない。
絶対に譲りたくない。
今までずっと私は何をやってもダメだと思っていた。
人より出来が悪いのだと思っていた。
だけどそんなことなかった。
ガールズバーならば、私はNo.1になれるんだ。
希望と、自信と、もう負けられないという焦燥や不安。
さまざまな感情が入り交じっていました。
この日から私のガールズバー人生は、ますます楽しく熱く激しくなっていきます。
ではでは、今回はここまで。
お読みくださってありがとうございました!
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