こんにちは。
知沙都です。
今回のテーマは、
「ガールズバーの女の子とお客様が付き合うことはありますか」
結論を先に申し上げますと、あります。
しかしながら、これについては書くべきか否か迷っていました。
読んでくださった方がどんな受け取り方をするか分かりませんし。
でも、ガールズバーに関してアレコレ検索していると、恋愛関連のブログや知恵袋が結構出てくるんですよね。
「キャバやガールズバーの女の子と付き合えるか」みたいな。
それだけ興味を持っている人も多いということでしょう。
ということで、今回は書いちゃいますよ。私自身の体験談を。
どどーーーんと恥晒し。
ほんっと恥ずかしいんですけどね。いろんな意味で。
考えれば考えるほど私ってクソ女だったなと思いますし、キャストとしても半人前。
キャストの女の子同士で男を取り合うとかドロドロした展開はないですが(笑)、リアル体験談です。
あ。本編に入る前に1つだけ。
利輝さんのエピソードやこの記事を読んで「何だよコイツ、モテ自慢かよ」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、それは違いますので。笑
キャバクラやガールズバーで働いていれば、当然のことながら毎日たくさんの男性と会い、お喋りをします。
しかもその男性たちは「女の子と楽しくお酒を飲みたい」と思って来ているわけです。
恋愛モードON!とまではいかないにしても、OFFではない。
そりゃあね。
一般社会で生活しているより言い寄られる回数は増えますわ。
いろんな男性と話す機会があれば、私みたいなのが好みだと仰る方にも遭遇するのです。
実際、私は大した恋愛経験を持っておりません。
人生で一度くらい、モテ自慢できるくらいモテてみたいですね・・・(笑)
ふぅ。(深呼吸)
ではでは。
その日のRed Moon Bar(レッド)は、金曜だというのに、深夜1時過ぎで客足が途絶えてしまいました。
お店が暇になり、バックヤードでテキトーに時間を潰すキャストたち。
私は昼職後の24時出勤だったので、まだほとんど何もしておらず。
そして自分の指名客様も呼べておらず・・・
2時頃になって、ようやくお客様が入ってきました。
同じ会社に勤めているという3人連れのサラリーマンで、全員初来店のご新規様。
終電はとっくに過ぎていて、空いているお店を探していたのでしょうね。
この3名様に、私ともう1人の出勤時刻の遅かったキャスト2人で接客することになりました。
(3人のお客様に対してなぜキャストが2人だったのかは忘れてしまいました。キャストは余っていたはずなんですが)
お客様3人のうち2人は偶然にも私と同い年の20代半ば。
もう1人は10歳くらい上の先輩。
私と同い年の2人をとりあえずAさん・Bさんとします。
このAさん、ジュノン系のイケメンでモテそうだな~っていう感じだったのですが…
何ていうんですかね。お祭り男?笑
歌うわ踊るわで、もうとにかく面白くて。
一時期流行ったカンナムスタイル(懐かしい!)とか、三代目J soul BrothersのR.Y.U.S.E.Iとか。
店内に他のお客様がいなくて貸切状態だったので、間奏のランニングマンを全力でやるんですよ。
(間奏の前まではBさんに歌わせる笑)
ドタドタうるさいけど、それがなおさら面白い。
私たちキャストが本来楽しませる側なのに、めちゃくちゃ笑わせてもらいました。
しかも、先輩がドリンクどんどん飲ませてくれて。
私たちのグラスが空になると「ほら飲め飲め!」って言ってくれる。
最初はちょっと遠慮してたんですが、せっかく皆さんノリノリだし、お言葉に甘えてたくさんいただきました。
いやーーーー楽しかったなぁ。本当に。
お腹が痛くなるくらい大笑いして、ドリンクを何杯ももらって、それだけでも十分すぎるくらい思い出に残る夜でした。
ドンチャン騒ぎはしばらく続きましたが、夜明け間近のAM4時頃。
Aさんは電池が切れたようにカウンターの端で眠り込んでしまいました。
遅くまで飲んでいるといつもこうなるそう。
「おい、寝るなよ~ww」と起こしに行く先輩。
すると。
私から見て一番遠い席だったBさんが、私の正面の席に移動してきました。
少し分かりにくいかもしれませんので簡単な図を添えますと、最初の席順がこんな感じ。
ここから、Bさんが元々の先輩の位置に移ってきたのです。
私はちょっとだけドキッと・・・
しませんよ。
当時、すでに営業魂に目覚めていた私は
「よし。これは掴んだな」
Bさんと私は席が離れていたし、Aさんが間でワイワイしていたので、あまり会話をしていませんでした。
Bさんは私ともっとたくさん喋りたかったということね。
よしよし。ゲット。
AさんとBさんは2人ともお店から徒歩圏内に住んでいるとのこと。
帰り際にLINEを交換し、「もし良かったら明日も来てね(*^^*)♪」と言って見送りました。
お祭り男のAさんに対し、Bさんはわりと硬派な印象でした。
私と、というより、そもそもそんなにベラベラ喋ってなかったですし。
しかしながら、思っていた通り「明日も来てね」に反応があったのはBさん。
どうにかリピートにこぎつけて自分のお客様にするべく、燃える私。
頼む、来てくれ。
早めのリピートが重要なんだ・・・
それで今後が決まるんだ・・・!!
そして翌日の土曜、Bさんのリピートに成功。
お店に来たのは前日同様AM2時くらい。
友達と飲んでいて、その友達も連れてこようと思ったけどタクシーで帰りやがった、と言っていました。
1人でガールズバーに行くのは少し抵抗があったらしいです。
Bさんの名前は「賢くん」といいました。
前日はAさんがほとんど持っていった感が強かったけれど、この日は賢くんと1対1でじっくりお喋り。
そしたら、スポーツや音楽など共通の話題が多くて、あっという間に意気投合。
ノリも合ってすごく話しやすい。
さらにドリンクもどんどん出してくれる。
前日は先輩が「飲んでいいよ」と勧めてくれていたけど、賢くんもたくさん飲ませてくれるなんて!
若いのに、もしかして稼いでる?
しかも、ですよ。
前日はあまり気付かなかったけど、外見がわりと好みでして。
眼鏡で、細身で、インテリ系な感じ。
煙草を吸う仕草や表情が・・・
かっこいい。
この日も賢くんは朝まで居てくれました。
感触は上々。
これはほぼゲットできたな。
今後定期的に通ってもらえるように上手くLINEのやり取りを・・・
てか・・・
賢くん、ちょっといいなぁ・・・
ちょっとだけ・・・
後から振り返れば、この時すでに私は落ちていました。
「ゲット」とか思ってたくせに返り討ちにあったようで、非常に恥ずかしいんですけども。
でも、例え私自身の心の中だけであっても「好き」という言葉は使いませんでした。
賢くんはお客様だから。
せっかく掴めそうなんだから。
だけではなく。
実は私、当時お客様と付き合っていたのでございます。
色恋営業ではなくて本当の彼氏。
「翔ちゃん」と知り合ったのは約3ヵ月前。
会社の後輩と2人で、私が働くレッドにやってきました。
私が接客したわけではなかったけど、たまたまLINEを交換し、そして熱心に営業。
(営業といっても来て来てばっかり言うわけじゃないですよ)
初回から間が空いたけどリピートでお店に来てくれて、その後翔ちゃんの誕生日に2人で飲みに行ったりして(この時は営業目的でしたが)、だんだん仲良くなって。
当時、私は長く付き合っていた彼氏に振られて2~3ヵ月くらい。
まだまだ悲しみを拭い切れずにいました。
そんな時に出会ったのが翔ちゃん。
翔ちゃんは私より2歳下だったし、外見も正直に言えば好みではありませんでした。
でも何だかすごーく癒されたんですよね。
翔ちゃんの存在が寂しさを埋めてくれた。
もっと一緒にいたいと思った。
お世辞にもイケてる男子ではなかったけど、あんまり擦れてない感じが良かったのかな。
あとは、お店で仕事についての話をしていた時に翔ちゃんがポロッと言った言葉。
「つまらないと思ってたことが、数年経ったら楽しく感じられたりする」
仕事に対してこういう感覚を持ってるのって、何かいいなぁ。
私自身が仕事好き人間なのでね。
仕事観の一致って大事なんですよね。
何度かレッドに来てくれたり、2人で遊んだりして、そのうちに付き合うことになりました。
翔ちゃんの方から「付き合って」と言ってくれて、私がOKする形で。
翔ちゃんは夜遊びの経験が豊富というわけではなさそうでした。
いつもお金がないと言っていたし。
でもさすがに、ちさと(私)とプライベートで会う時間が多いんじゃないか、自分は普通のお客とは違う扱いされているんじゃないか、と分かったんでしょうね。
翔ちゃんの住むアパートはレッドから徒歩20分ほど。
朝5時にガールズバーの仕事を終え、私がアパートに行って翔ちゃんを起こす。
翔ちゃんが仕事に出掛けるタイミングで私も一緒にアパートを出て、自分の家に帰る。
付き合い始めてからは、よくそうしていました。
毎日ではなかったですけどね。
翔ちゃんの部屋は物が少なくて小ざっぱりとしています。
ベッド代わりにしていた大きなソファーと、テレビと、あまり弾けないというギター。
その他に何が置かれていたか思い出せないくらい。
ベランダのガラス戸を少し開けて朝の一服をする姿が何だか愛おしくて、私はそれを眺めながら小さな幸せを感じていました。
付き合い始めてから1ヵ月ほどの間は。
ではでは、次回に続きます。
→ガールズバーの女の子とお客様が付き合うことはありますか(2/4)
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