ガールズバーでバイトしたい。体験入店の話

初めまして。
知沙都(ちさと)と申します。

このサイトを訪問してくださって、誠にありがとうございます!

 

 

私のことを一言でまとめると「ガールズバーの仕事が大好きな人」。

 

私は20代半ばで水商売の世界に入り、約3年間ガールズバーのキャストとして働きました。
それまでガールズバーに触れる機会など全くありませんでしたが、いつしかその魅力に取りつかれ、情熱を燃やすように。

一応、そのお店では不動のNo.1でした(小声)

私個人の事情により、現在はキャストとして働いてはいません。
いつか復帰できる日を夢見て、ブログやTwitterで活動中(というほどのことはしてないかも)。

水商売に復帰するとしても、年齢的にガールズバーではないかな。別の業態を選ぶかも(笑)

私のガールズバーブログの過去記事はこちら。
この夜が明ける前に - Chisato’s blog

 

Twitterはこちら。

知沙都@GirlsBarブロガー

 

 

さて、先ほど「20代半ばで水商売の世界に入った」と書きましたが、初めての世界に飛び込むのは、誰でも少なからず勇気がいるもの。

 

もちろん期待やワクワク感もあるけれど、どんな人がいるんだろう…怖いところだったら?自分に合わなかったら?と心配になりますよね。

 

特に水商売は、若い方がハードルが低いので尚更。

 

今回は、そんな不安を胸いっぱいに抱いて臨んだ、ガールズバー体験入店のお話。

 

 

当時は水商売なんて縁もゆかりもなく、バイトしようにも、どう動きだしていいのか分かりませんでした。

 

そもそも、キャバクラなら漫画やドラマで何となくイメージあるけど、ガールズバーって何?笑

 

私も元はといえばガールズバーではなくキャバクラに入るつもりで。

 

ただ、いきなり水商売の世界に飛び込むならキャバクラよりもガールズバーの方がハードルが低いんじゃないか、と友人に言われたので、ガールズバーも検討してみようという感じだったのです。

※「キャバクラよりガールズバーの方がハードルが低い」は間違っていないと思いますが、求められているものが違う感もあります。

どっちで働いても上手くいく人もいれば、キャバクラでは成功していてもガールズバーではイマイチお客様受けが悪いという人もいます。

キャバクラでは鳴かず飛ばずだったけど、ガールズバーでは開花したという私みたいなのももちろんいます。笑

 

とりあえず「キャバクラ ガールズバー バイト」で検索。

 

夜のお仕事専門の求人サイトを見つけて、エリアや条件で絞り込み。

 

私が体験入店を申し込み、その後本入店したガールズバーの情報は、確かこんな感じだったと思います。

 

  • △△駅から徒歩7分
  • 時給1800円
  • 交通費支給
  • 週1、3時間~OK
  • 日払いOK
  • 未経験者OK
  • 現在働いているキャスト:20~30代
  • お酒が飲めなくても大丈夫
  • 私服OK

 

当時すでに20代半ばだった私にとっては、働いている年齢層も重要でした。

 

ハタチそこそこのキャピキャピした子たちばかりのところに飛び込んでいくなんて嫌ですもん(笑)

というか、私はハタチのときも全くキャピキャピもキラキラもしてなかったですが…(汗)

 

掲載されている条件を見る限り問題なし、というか願ったり叶ったりです。

 

一応本職は別にあって、副業ですからね。

 

週1からOKで、時給1800円なら十分じゃないでしょうか。

 

 

とはいえ、実際に行ってみないことには分かりません。

 

電話で面接と体験入店をお願いし、いよいよ初めてガールズバーの世界に踏み込むことに・・・

 

(今こうして思い出しながら書いていると、天職かもと思えるほどにドはまりしてしまうことも、たくさんの素晴らしいお客様たちとの出会いも、まだ何も知らなかった当時の私よ・・・と感慨深くなります笑)

 

 

面接&体験入店の当日、開店10分前の19時50分。

 

約束の時間通りにお店に着くと、店長さん(男性)が外で待っていてくれました。

 

店長さんは温厚そうで、くまのプーさんみたいな体型の人。笑
ニコニコ気さくでいかにも接客業、という感じではなかったけれど、人当たりの優しい印象でした。

 

 

すでに開店準備が済んだ店内に入り、最初に思ったこと。

 

音楽うるさい!(笑)

 

洋楽の映像と音楽がガンガン流れていて、店長さんの声が聞き取りにくい。

働き始めて慣れてしまえば大したことないんですが、初めての私にはものすごく気になりました。

(お客様でもガールズバーの大音量が苦手な方って少なくないですよね)

 

そして、薄暗くピンクの照明…笑

 

確か履歴書を持っていったと思うんですが、志望動機とか書いたのかなぁ。

全く覚えていません(笑)

当時考えていたのは、お金稼ぎたい、今まで知らなかった世界に触れてみたい、社会勉強、夜の仕事へのぼんやりとした憧れ・・・こんな感じでしょうか。

 

実際、やっぱり「お金稼ぎたい」は結構大きかったです。

 

先述の通り元々はキャバクラで働くつもりで、体験入店に行く前から「時給が○円だったら週3でも月収△円に・・・」とか皮算用してホクホクしてましたから(笑)

 

※キャバクラも同時期に体験入店→本入店して、ガッツリではないですが10か月ほど働きました。

つまり、その10か月は本職・ガールズバー・キャバクラのトリプルワーク。

 

しかし、ここで問題発生。

 

求人サイトに書いてあった時給は1800円でしたが、1200円と言われたのです。

 

私「サイトには1800円と載っていたんですが…?」

店長「あ~それは…ドリンクバックとか込みで」

私「はあ、そうですか…」

 

ドリンクバックって、(このお店では)基本1杯100円なんですよ。
毎時間ドリンクを6杯(1800-1200=600)も出してもらうのは、簡単ではありません。
しかし、当時はもちろんそんなことは分からず、疑念を抱きつつも納得してしまいました。

 

ドリンクバックについてはこちら。
この夜が明ける前に - Chisato’s blog  バックマージンの話

 

面接が無事に(?)終わり、基本の仕事を教えてもらうことに。

 

平日のオープン時間には、(お店によりますが)キャストは1~2人しかいません。
早い時間はあまりお客様が入らないので。

仕事をゆっくり教えてもらえるのはいいけど、正直キャストたちの雰囲気が分からない。

もっと言うと、お客様がいないのでバーとしての雰囲気も分からない。笑

 

当時、すぐ近くに別のガールズバーが複数あったのですが、キャストの雰囲気(年齢も含め)は店ごとに違っていて、それによってお客様の傾向も違う。

 

キャバクラの体験入店にも3軒行きましたが(そんなに行ったんかいw)、そのうち1軒は「私には絶対合わない!!」と思うほどでした。

 

金土は早い時間から混む可能性もあるので体験入店するにはキツイかなという気がしますが、平日の早い時間は一長一短ですね。

 

 

さて、いよいよ初めての接客。

 

忘れもしない、「八木さん」。

八木さんはアラフィフサラリーマン。
数少ない、平日早い時間帯のお客様の1人でした。

 

気さくで話しやすい
特定の女の子に入れ込まない
セクハラしない
ドリンク数杯は出してくれる
カラオケが好き

 

体験入店のときに、こんなに有り難いお客様がいるだろうか。いや、いない。笑

 

水商売未経験での体験入店は、ちゃんと喋れるだろうか、会話が弾むだろうかっていうのが一番怖いんですよね。
(というか、体験入店に限らず、初めて付くお客様のときはいつもそうだった笑)

 

そのため、よく喋ってくれる方や、カラオケが好きな方だと、正直気持ちがとても楽。

(歌ってる間は会話しなくていいですからね。ただし、こちらからお客様にカラオケをゴリ押しすると「こいつ接客したくないんだな」と思われるので注意)

 

初接客なので、先輩と2人で一緒に付くことに。

 

この先輩がとても優しく穏やかな人で。
わりとおとなしめなのでガールズバーっぽくないんですが、歳も近くて(私の方が少し上でした)話しやすかったですね。

 

 

このハラハラどきどき初接客、会話した内容は正直全く覚えてません。笑

 

八木さんはカラオケ好きなうえ、ものすごく上手い(しかもレパートリーが常に更新されている)ので、とにかく褒める!とにかく笑顔!!

 

「わーーー!お上手ですねーー!!びっくりですぅ!!EXILE歌えるなんてすごいですねーーー!!」パチパチパチ!!(拍手)

 

こんな感じでした(汗)

 

接客しながら、ドリンクの作り方を先輩に教えてもらいます。
よく出るビール、ウーロンハイ、レモンサワー、ハイボールなど。

 

あとは接客しながら伝票に何を書くか。
各キャストがもらったドリンクの数、時間を延長する場合の記入の仕方などですね。

 

 

ガールズバー人生で初めて接客させてもらった八木さんは、私にとって非常に思い入れのあるお客様の1人となりました。

 

私がガールズバーを辞めることになったとき、その思い入れを伝えて「ラスト出勤までにもう一度接客させてほしい」とお願いしたところ、本当に来てくださって。
(もちろん在籍中に何度も接客してはいましたが)

 

そして最後にMr.Childrenの「HANABI」を歌ってくださったので、私は号泣でした(笑)
今も変わらず通ってくれてるといいな。

 

 

さて、体験入店に話を戻しますが、この日は20時(オープン)~23時までの3時間で終了。
日払いでお給料をもらって帰りました。

 

店長も優しそう、(ほんの数人しか会ってないけど)キャストの女の子も優しい、お客様も優しい。

 

キャバクラより時給ははるかに低いけど、働きやすくて楽しそうだな。

 

そう感じて、本入店を決めたのでした。

 

 

では、記念すべき(?)第1回はこのへんで。
お読みくださってありがとうございました!
今後ともよろしくお願い致します(*^^*)

 

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